[BOOKデータベースより]
東洋経済オンライン連載を大幅加筆し書籍化。2020年代の重要テーマを気鋭の論客たちが徹底討議!
1 成長と分配の好循環は可能か(「脱成長」論が実は「経済成長」を導いてしまう逆説―新自由主義は経済成長にブレーキをかけていた;MMTをめぐる議論で欠けている「供給力」の視点―「道徳」として語られがちな財政問題;経産省が「産業政策の再評価」に舵を切った理由―「米中対立とコロナ禍」の中で国民的議論を ほか)
2 自由の旗手アメリカの行く末(アメリカは「神の国」行きの巨大な列車だ―宗教的幻想と技術革新が生む「SF的現実世界」;「超時空国家」アメリカを生み出す原動力―日本に足りないのは「パワフルな妄想」だ;「ナショナリズム」が守る「自由と民主主義」―不寛容な「リベラリズム」、多様性を尊重する「国民国家」 ほか)
3 コロナ禍以後の国家と世界(「専門家会議は経済無視」という的外れの批判―「不確実性」が突出していた新型コロナ危機;コロナ危機が導く「グローバリズム以後」の世界―「東京五輪」と「大阪万博」を諦めない日本の末路;観光を成長戦略にする政策はもうやめるべきだ―緊縮財政を超えて求められる「新しい政策様式」 ほか)
岸田首相が提起した「新自由主義からの脱却」「分配と成長」「新しい資本主義」。
いずれも重要な方向性だが、これらを実現するための条件は何か。
本来であれば格差問題の解決に取り組むべきリベラルが、なぜ「新自由主義」を利するような「脱成長」論の罠にはまるのか。
自由主義の旗手アメリカは、覇権の衰えとともにどこに向かうのか。
グローバリズムとナショナリズムのあるべきバランスはどのようなものか。
コロナ禍を機に、先進諸国がこぞって積極財政に転換、社会主義的ともいえる政策を実施するにいたった状況をどう捉えるべきか。
東洋経済オンラインの人気シリーズ「令和の新教養」などをもとに大幅加筆し書籍化。
気鋭の論客が、2020年代の重要テーマを論じつくす。
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