この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 刑事訴訟法の基本 第2版
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2023年04月発売】
- 昭和少年法 2
-
価格:55,000円(本体50,000円+税)
【2022年02月発売】
- 書式民事訴訟の実務 全訂10版
-
価格:5,720円(本体5,200円+税)
【2017年06月発売】
- 公法系訴訟実務の基礎 第2版
-
価格:4,730円(本体4,300円+税)
【2011年09月発売】
[BOOKデータベースより]
回り道をしながら育つことが困難な時代に、司法は子どもの権利にどうかかわっていくのか。教育は多様性の受容と包摂をどう実現していくのか。子どもの権利救済の現場からの考察。
1 子どもの人権の課題と子どもの権利条約がめざす救済の地平(子どもの権利に関する基本的な考え方;子どもの権利条約の意義と構造;子どもの権利条約をどう受けとめるか;裁判例のなかに子どもの権利条約を読む;政府報告書の「教育」の分野をどう受けとめるか;子どもに対する暴力の絶対的で全面的な禁止の実現に向けて;子どもの意見表明権と表現の自由に関する一考察)
[日販商品データベースより]2 子どもの権利救済の具体相と司法と課題(司法と子どもの権利・人権研究の課題;障害のある子の死亡による損害をめぐる平等と公正について;法令と条例のいう「能力に応じ」とは;北の国での山崎恵さんと学生たちとの出会い)
3 少年司法の変容とおとな・社会との相剋(少年法「改正」前夜の一断面をめぐって;子どもの権利の歴史と“今”―子どもたちの未来のために;少年事件報道のあり方をめぐって;親が受容できない子どもとの共存の途;加害者の心を癒すということ)
4 子どもたちの多様性の受容と包摂をめざして(「子どもという存在」の不可思議さ;「無国籍児」の救済と子どもの国籍取得の権利;外国にルーツをもつ子どもの日本社会への受け入れの緊要性と課題;医療的ケアを要する子どもの就学実現へのサポート;学校における「子どもの死」(「指導死」と「事故死」)について;「寛容」についての問いなおし)
子どもの権利条約批准から30年。
だが、教育基本法や少年法の改正を経て、
「寛容なき厳罰主義」が推し進められてきた。
回り道をしながら育つことが困難な時代に、
司法は子どもの権利にどうかかわっていくのか。
教育は多様性の受容と包摂をどう実現していくのか。
多くの憲法訴訟を手がけてきた弁護士による、
子どもの権利救済の現場からの考察。