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- 白天狗の贄嫁 毒持ちの令嬢はかりそめの妻となる
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- 価格
- 737円(本体670円+税)
- 発行年月
- 2024年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094073348
[BOOKデータベースより]
人々を襲う天狗を殺すための、生きた毒餌にされた娘・紫乃。山に置き去りにされ、瀕死の状態で絶望する紫乃の前に現れたのは、白い羽の天狗・左京だった。屋敷で手厚く看病してくれる左京から、お前には普通の人間とは違う何かがあるようだと言われる紫乃。あやかしを魅了する斎賀家の末裔ではないかと左京に問われるが、貧しい農村で育った紫乃には、まったく心当たりがなかった―。無能と言われ毒餌にされた娘・紫乃。黒天狗の一族の中で唯一白い羽を持ち孤立した左京。辛い過去を持つふたりの出会いが、人とあやかしの関係を変えていく…!?
[日販商品データベースより]無能の令嬢はあやかしを魅了する
遥か昔、恐ろしいあやかしである天狗が現れて帝都を荒らし、人々を殺戮したという。陰陽師により天狗は山に封じられたが、その結界は五百年後に効果を失うとされていた。
その五百年後である今日、陰陽師のたくらみにより、天狗を殺すための「生きた毒餌」にされた中村紫乃は、天狗が現れるという山に瀕死の状態で置き去りとなっていた。貧しい村で暮らす家族を助けるために自らの身を売り、姉と帝都にやってきた紫乃。だが、姉妹は騙されて毒漬けにされ、姉は紫乃をかばいながら死んでしまった。ひとり残され絶望する紫乃の命もまた尽きようとしていたが、目の前に現れた白天狗の左京はなぜか紫乃を襲うことはせず、逆に紫乃を助けるという。
「お前には他の人間とは違う何かがある」と左京に告げられる紫乃。あやかしを魅了する斎賀家の末裔ではないかと左京に問われるものの、紫乃に心当たりはまったくない。そんな左京もまた、黒天狗一族の中で唯一、白い羽を持つ特異な存在であった……。
無能と言われ毒餌にされた娘・紫乃。一族を離れひっそりと生きてきた左京。辛い過去を持つふたりの出会いが、人とあやかしの関係を変えていく――!? 帝都あやかし婚姻譚!
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