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[BOOKデータベースより]
雑草、害虫、ゴミ、悪臭・腐臭、死、排泄、にごり、汚染…“汚穢”を避けようとする人間の行動や経験を、人類学、倫理学、環境社会学などの視点から考察する。
1 ぽたりぽたり―ざわつく暮らし(だらしない―生活の旋律(酒井朋子);きりがない―ゴキブリの足音が聴こえた朝(中村沙絵) ほか)
2 きちりぴかり―清められ離される(浄化する―ライプニッツのドイツ語改良論(古田徹也);嗅ぎわける―嗅覚の地理(原口剛) ほか)
3 じわりぞわり―汚穢から生まれくる(笑う―グロテスクな肉体の躍動(酒井朋子);おぞましい―死体にまつわる不死性(斎藤喬) ほか)
4 そろりそろり―汚染の向こう側(かきまぜる―にごりの海の透明度(福永真弓);のぞきこむ―農業危険物との遭遇(オスカー・レン) ほか)