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[BOOKデータベースより]
『ぼのぼの』『I(アイ)』のいがらしみきおによる幻の予言的文明論にして不朽の人間哲学。
第1部 IMON創世紀(TRONより早く実現するかもしれないユーザー側のOSを考案;5年のキャリアをもつ、IMONプロジェクトの人工無脳とは? ほか)
[日販商品データベースより]第2部 オタクから超常現象へ(テーマ形式に変更した第2部。今回はオタクについて;メディアのディスプレー化で誕生したオタク層。断絶した世界を行く ほか)
第3部 IMON3原則に迫る(“いつでももっとおもしろくないとな”がモットー。第3部の開始だ;アナタは円周率を何ケタまで覚えてますか?今回は数学的に迫る ほか)
第4部 IMONとパコソン通信(人間としてのアイデンティティーを消去させられるパソコン通信とは;パソ通は、アイデンティティーを剥奪されたものの上に成立する!! ほか)
第5部 ビッブの教育と未来(IMON、最終章の(?)第5部に突入だ!;ビッブが言葉に意味を与えたとき、もうひとりの自分が出現する! ほか)
◆◆◆『ぼのぼの』、『I【アイ】』、『誰でもないところからの眺め』のいがらしみきおによる、幻の予言的文明論にして不朽の人間哲学、30年の時を経て復刊!◆◆◆
80年代末から90年代初頭にかけて雑誌『EYE・COM』(アスキー)で連載され、1992年に書籍化されたいがらしみきおの長篇エッセイ『IMONを創る』。
「人間のためのOS(オペレーティング・システム)」である「IMON」=「いつでも・もっと・おもしろく・ないとなァ」の構築を目指して書かれた本書は、著者の作品群を貫く思想と人間観が凝縮された一冊でした。
その刊行から30年後の現在、一人一台スマートフォンを持っているのが当たり前のSNS社会の風景は、『IMONを創る』で予言されていた世界像そのもの。
驚くべきはその予見の精確さだけではなく、そこで提唱された「IMON」というOSのアイデアが、AI産業の隆盛により人間というものが急速に相対化されつつある現代において、それでも人間が人間として、いつでも・もっと・おもしろく生きていくために、より刺激的かつ有効なものとなっていることです。
前世紀最大の奇書であり、精確な思考が現実の未来を射抜いた驚異の予言書であり、人間世界の「ぜんぶの解説」とも言うべき本書を、著者自身の新しいあとがきと、本書の熱読者である作家・乗代雄介氏による解説を付し、復刊します。