- 「大分岐論争」とは何か
-
中国とヨーロッパの比較
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2023年12月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784623096183
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[BOOKデータベースより]
二〇〇〇年にポメランツが『大分岐』を上梓して以降、ヨーロッパが中国よりも経済的に優勢であったのではなく、近世(一五〇〇〜一八〇〇年)のある時期、中国がヨーロッパの経済力を上回っていたということが、世界の経済史学界のコンセンサスになった。本書は、このような研究動向を咀嚼しつつ、計量経済学の成果とともに、環境史・農業史・科学史の観点を含め、中国とヨーロッパの比較を行う。グローバル経済史の碩学による最新の大分岐論。
第1章 研究史整理と文献紹介
[日販商品データベースより]第2章 中華帝国と西欧の経済的分岐に関する統計ベース―一六三六〜一八三九年
第3章 環境と天然資源
第4章 明清という帝国主義国家とその農業経済
第5章 ヨーロッパと中国の相互比較―経済成長一六五〇〜一八五〇年
第6章 ヨーロッパと中国における有用で信頼のおける知識の発見・発展・普及
終章 論争をともなう結論
2000年にポメランツが『大分岐』を上梓して以降、ヨーロッパが中国よりも経済的に優勢であったのではなく、近世(1500年から1800年)のある時期、中国がヨーロッパの経済力を上回っていたということが、世界の経済史学界のコンセンサスになった。本書は、このような研究動向を咀嚼しつつ、計量経済学の成果とともに、環境史・農業史・科学史の観点を含め、中国とヨーロッパの比較を行う。グローバル経済史の碩学による最新の大分岐論。