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[BOOKデータベースより]
十六世紀にはヨーロッパの二流国に過ぎなかったイギリス。それがなぜ世界を動かす帝国になり得たのか?イギリス革命と産業革命による躍進を論拠とする従来の説ではわからなかった「帝国化」と「帝国経営」の実態が、最新の「グローバルヒストリー」研究によって明らかになってきた。「ヒト・モノ・カネ・情報」を巧みに活用し、時代に合わせてしたたかに仕組みを変化させながら世界に君臨してきたイギリス帝国。本書は、その五百年にわたる興隆・繁栄・衰退の歴史をひもとく「新たな世界史」である。
序章 新たな世界史の視点「グローバルヒストリー」―従来の一国史では見えなかったもの
[日販商品データベースより]第1章 帝国の黎明期―二流国イギリスの「帝国の兆し」
第2章 帝国への転換期―歴史を大きく変えた「イギリス革命」
第3章 イギリスの「長い十八世紀」“前半”第一次帝国/大西洋を挟んだ帝国
第4章 イギリスの「長い十八世紀」“後半”―第二次帝国/大西洋からアジアへ
第5章 ヘゲモニー国家「イギリス帝国」の繁栄―なぜ覇権国家となれたのか
第6章 イギリス帝国の帝国経営―自由貿易か保護貿易か
第7章 帝国の衰退―新たな「コモンウェルス」体制へ
第8章 したたかに生き残るイギリス―金融立国の道へ
終章 これからのヘゲモニー国家とは?―問われるリーダーシップ
十六世紀にはヨーロッパの二流国に過ぎなかったイギリス。それがなぜ世界を動かす帝国になり得たのか? イギリス革命と産業革命による躍進を論拠とする従来の説ではわからなかった「帝国化」と「帝国経営」の実態が、最新の「グローバルヒストリー」研究によって明らかになってきた。「ヒト・モノ・カネ・情報」を巧みに活用し、時代に合わせてしたたかに仕組みを変化させながら世界に君臨してきたイギリス帝国。本書は、その五百年にわたる興隆・繁栄・衰退の歴史をひもとく「新たな世界史」である。