- 人形からとどいた手紙
-
ベルリンのカフカ
化学同人
ラリッサ・トゥーリー レベッカ・グリーン 野坂悦子- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2023年11月
- 判型
- B4
- ISBN
- 9784759822458
[BOOKデータベースより]
1923年の秋、ドイツのベルリンで公園を歩いていたカフカは、人形をなくして泣いているひとりの女の子にであいました。人形はちょっと旅にでたんだ、きみに手紙を書いていったよ。カフカはそう女の子にかたりかけると、3週間ものあいだ人形からの手紙をとどけつづけたのです。不可思議な作品で知られる世界的作家、フランツ・カフカが人生のさいごにのこした心あたたまるエピソード。
[日販商品データベースより]不可思議な作品で知られる世界的作家、カフカの実話をもとにした優しさと希望に溢れる物語。この実話は、「カフカと人形」として以前から村上春樹が小説内で語ったり、インターネット上でカフカの逸話として紹介されてきたものの、まだそれほど広く知られてはいません。
・・・1923年の秋、カフカは公園で、人形をなくして泣いている女の子と出会います。カフカは「人形はちょっと旅にでたんだ」と言ってなぐさめると、それから3週間、人形になりきって手紙を書き、届け続けます。
物語のラストは、自分らしく生きる現代の子どもたちへのメッセージが光る。カフカ入門にも。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- おおきいかさ
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2022年09月発売】
- あしたの動物園
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2023年01月発売】
- とくべつないちにち
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2005年03月発売】
- VIKTOR
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2023年05月発売】
- ジバンシィとオードリー
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2019年02月発売】
人形をなくして泣いているイルマに、三週間もの間手紙を届け続けたカフカは、なんて優しいのでしょう。
病気にならなければ、もっと長い期間手紙を届けたのでしょうね。
なくした人形は戻ってこなかったけれど、カフカの優しさは、イルマの心に深く刻み付けられたことでしょう。
ラストのページには文章はなかったけれど、絵から多くのメッセージを受け取ることができました。
とても優しくて素敵な絵本だと思います。(めむたんさん 40代・岡山県 男の子21歳)
【情報提供・絵本ナビ】