[BOOKデータベースより]
まどさんは言う―。「『永遠』というものを言おうとしたとき、どう言えば『永遠』が言えるのか」―と。「どう言っても、どう書いても、言わないこととおなじようなものかもしれないんだけれども…、それでも、言ってみたいと思うんです」―詩人の思いと、画家の絵筆とが奏でる、澄みわたる絵本のシンフォニー。
[日販商品データベースより]ひとしずくの水は、まるで透明な音符。それは集まり流れ、天にのぼり地に降って、歌いながら世界をめぐる。――童謡「ぞうさん」の詩人まど・みちおは、すぐそばにあるなんでもないことに奇跡を見出しつづけ詩に結晶していった。独特の空気感をかもしだし人気を博す画家nakabanがその詩に寄り添った、澄みわたる絵本のシンフォニー。没後10年を記念して刊行が続く「まど・みちおの絵本シリーズ」の一冊。
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水はうたいます。川をはしりながら、海になる日のことを、あるいは海だった日のことを。雲や雨や虹になる日のことを、あるいはなった時のことを。ひとしずくの水は、まるで音符。それは、あつまり、ながれ、天にのぼり、地にふって、うたいながら、世界をめぐります。小さな子どもたちにも味わえるやさしい言葉で世界の不思議をうたいつづけた詩人まど・みちおさん。1975年に発表された詩「水はうたいます」では、身近な「水」が、かたちを変えながら、さまざまな音を奏で、世界をめぐりながらうたう歌を言葉で表現しています。2024年に没後10年を迎えるまど・みちおさんの世界を、絵本として体験してもらおうと生まれたのが、この「まど・みちおの絵本」シリーズ。今作では、画家nakabanさんが澄み渡る空気を、あるいは躍動感あふれる変化を、美しい色彩で描きだします。絵本を開きながら、めぐりめぐって流れていく水という存在になりきって、その永遠性をたっぷりと味わってみてください。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
「まど・みちおの絵本」シリーズ。
まど・みちおさんの詩が、絵本として可視化されるのが嬉しいです。
まずは音読して、その心地良さを味わいます。
豊かなオノマトペと、繰り返し。
水の循環を、躍動的に活写しています。
nakabanさんの絵が、その世界観に溶け込みます。
永遠という着地が壮大ですね。(レイラさん 50代・兵庫県 女の子0歳、女の子0歳)
【情報提供・絵本ナビ】