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[BOOKデータベースより]
今こそ「不戦不争」の誓い。未来を生きる人々に伝えたい!大東亜戦争で生死を分かつ境界に身を置いた人たちの魂の叫びともいえる衝撃のメッセージ。
戦時下の片隅を生きて(川口友恵)
[日販商品データベースより]戦中と戦後に二度死んだ妹(富山浩子)
齢重ね風の盆にて父思う(佐々木洋子)
泥まみれで耐えた機銃掃射の恐怖(菅田すみよ)
「八月や六日九日十五日」の教え(米野宗禎)
忘るまじ出撃待機の命令(上野辰熊)
戦時下に心の灯となった母の歌声(下條秦生)
特別寄稿 戦争花嫁にとっての戦中と戦後(安冨成良)
「大東亜戦争の記憶」を綴る手記集、待望の第3集。
「境界」シリーズは、国家同士における相容れぬナショナリズムの境界、その諍いから生じた生と死を分けた境界、戦前・戦中・戦後という時代の境界を赤裸々に綴る戦争体験者の手記集です。ロシアによるウクライナ侵攻、北朝鮮によるミサイル実験、台湾有事など、新たな“戦前”の様相を呈してきた現代、その危機を回避するヒントが戦争体験者の証言から読み取れます。人類にとって永遠のテーマである「不戦不争」を希求する平和へのメッセージが綴られています。
広島県福山市で空襲に罹災した川口友恵さん、戦時中に病死した妹の戸籍が戦中・戦後の混乱の中で抹消されてしまった富山浩子さん、満州からの過酷な引き揚げを体験された佐々木洋子さん、福島県小名浜に疎開中にアメリカ軍機から機銃掃射された菅田すみよさん、山形県の長閑な田舎にも迫ってきた戦争の気配を少年でありながら感じとっていた米野宗禎さん、陸軍少年飛行学校に入校し特攻要員となった上野辰熊さん、戦時下の閉塞感漂う暮らしを軍歌や母の歌声を支えに乗り切った下條秦生さん。以上7名の手記を第3集では収録。さらに“戦争花嫁”をライフワークとしてきた安冨成良さんの特別寄稿「戦争花嫁にとっての戦中と戦後」も掲載しました。題字「境界」は満州で育ち、ソ連兵に銃撃された俳優・宝田明さん(2022年3月14日他界)が揮毫したものです。