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[BOOKデータベースより]
料理が苦手な大学生・理央は、著名な料理研究家・大河弘子が設立した「大河料理学校」に通う。そこで理央は弘子の曾孫・翔吾と出会う。ある日理央は、ショートケーキとガトーショコラを購入して食べるが、味がおかしい。ショートケーキの甘さが薄く、ガトーショコラはまるで粘土を食べているかのよう。そのことを翔吾に話すとある人を紹介するという。その人とは、大河弘子―。なんでも、身の回りで起きた不思議な事件をきれいに解決してくれるらしいのだが…。
[日販商品データベースより]終戦後、荒廃から立ち直る日本において、「食」から家庭を応援する女性がいた。料理研究家である彼女は、様々なレシピを発表し、日本中の女性から支持を集める。そんな「伝説の料理研究家」が現代まで歩んできた道を、それぞれの時代の社会背景とつくられてきた料理を絡めて描く連作ミステリー。「2020年のポテトサラダ」「2004年の料理教室」「1985年のフランス家庭料理」「1965年の朝の食卓」「1947年のじゃがいもサラダ」の5編からなる。