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[BOOKデータベースより]
本巻収録の第3書「概念論」(1816)は第2書で到達した自由で主体的なものとして自己を開示した実体である「概念」が普遍性・特殊性・個別性を契機として自己展開し、実在性との統一に深化していく。ここに「論理学」と「形而上学」の統合を見る。本巻には初訳となる『論理学』関連の断簡4篇と『論理学』全3冊の総索引も収録。『論理学』全3冊完結。
第2巻 主観的論理学あるいは概念論(主観性;客観性;理念)
[日販商品データベースより]批判的校訂によるアカデミー版の成果を踏まえ,日本語版独自の編集により訳出,解説と詳細な注は新たなヘーゲル研究の基盤と最新のヘーゲル像を提供し,従来の関連作品を一新する待望の本格的全集である。
『論理学』(1812〓16)は形而上学に代わる「客観的論理学(存在論・本質論)」と概念論である「主観的論理学」から構成され,三分冊で出版された。そこで示されるヘーゲル論理学は,古典的・現代的な意味での「形式論理学」でも,経験科学や自然哲学,精神哲学という「応用論理学」でもない,カントの超越論的論理学を受け,『精神現象学』(1807)で到達した存在と思考が統一した「絶対知(純粋知)」を前提とし,それを展開し拡大した「純粋な学」である。
『論理学』第1書「存在論」(本全集,10巻1)では質や量の多様に変化する「…がある」という「存在」の領域を検討,第2書「本質論」(同,10巻2)では「…である」という特性,「本質」の領域を考察した。本巻収録の第3書「概念論」(1816)は第2書で到達した自由で主体的なものとして自己を開示した実体である「概念」が普遍性・特殊性・個別性を契機として自己展開し,実在性との統一に深化していく。ここに「論理学」と「形而上学」の統合を見る。本巻には初訳となる『論理学』関連の断簡4篇と『論理学』全3冊の総索引も収録。『論理学』全3冊完結。