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価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2022年11月発売】
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【2022年11月発売】
[BOOKデータベースより]
日本研究の国境を超えた新しいフィールドが形成され、次の章が今まさに開かれようとしている。意欲あるものはこの刺激的な瞬間に立ち会うべきである。この本のなかにも多くの裂け目がある。しかし、その裂け目からこそ、日本と日本をふくむ世界をリアルにとらえ直すまなざしが生み出されてくるのだ。
第1部 言葉の壁・方法論の谷・技術という橋(日本研究の本場は日本だけじゃない 私はなぜ海外に日本の書物文化を発信するのか;先ず隗より始めよ なんで、どうやって私は「英語でも」研究をするようになったのか;「いま」「ここ」の当たり前を問いなおす 私は「変」じゃない―私が日本研究する理由)
[日販商品データベースより]第2部 エンパワーメントとしての知の創造(バリアフリーな研究環境をつくる アメリカ人障害者として日本で暮らすこと―複合的な障壁と非排他的な想像性;アカデミアの暗黙の特権を批評する 白人性と日本研究)
第3部 周縁的なものに光をあてる(「古典」の固定観念を変える 世界とつながる日本古典文学―物語の継承と再創造から;文字という視点から見えてくるもの テクストと物語をつなぐ日本文学)
第4部 日本とアメリカにあわいで(アングロ・アメリカン・フェミニズムよ、さようなら なんでアメリカで日本古典文学研究するの?;微妙に場違いな自分を肯定してくれるもの 根無し草たちの日本研究―知の大成としての書物・言語・国境の関係について)
9人の日本研究者たちが「なんで日本研究するの?」という問いに答える。
第1部は「言葉の壁・方法論の谷・技術という橋」。人文学研究における英語の有用性と、人文学研究者が英語という「言語の壁」を乗り越えるためのヒントが多数含まれる。第2部は「エンパワーメントとしての知の創造」。知の創造は、社会的弱者にとってのエンパワーメントになり得るのだ。第3部「周辺的なものに光をあてる」は前近代日本の文化が決して現代社会と切り離されてはいないということを気づかせる。第4部「日本とアメリカのあわいで」は、日本とアメリカのあわいに佇み、2つの文化と言語の間で揺れ動く自己について省察がふくまれる。
日米アカデミアの間にそびえる、言葉・文化・政治の壁を跳び越えるために。オープンな対話の未来のために。これからの日本研究のための重要な書。バイリンガル(日本語・英語)出版。
執筆は、シュミット堀佐知、佐々木孝浩、日比嘉高、江口啓子、マーク・ブックマン、セツ・シゲマツ、末松美咲、クリストファー・ローウィ、ディラン・ミギー。
「日本研究の国境を超えた新しいフィールドが形成され、次の章が今まさに開かれようとしている。意欲あるものはこの刺激的な瞬間に立ち会うべきである。この本のなかにも多くの裂け目がある。しかし、その裂け目からこそ、日本と日本をふくむ世界をリアルにとらえ直すまなざしが生み出されてくるのだ。」(紅野謙介)