- 日本精神史 上
-
- 価格
- 1,947円(本体1,770円+税)
- 発行年月
- 2023年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784065303030
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[BOOKデータベースより]
三内丸山遺跡に立つ一五メートルの六本柱から、思索の旅路は始まる。土器、銅鐸、仏像、物語、建築、絵巻、庭園など、あらゆる文化領域を渉猟し、精神の連続と変化を丹念に読み解く。縄文時代から江戸末期まで、美術・思想・文学に現れた精神のありさまを一望のもとにとらえた畢生の大作!上巻は縄文時代から鎌倉新仏教の誕生までを流麗な文体で描く。
三内丸山遺跡―巨大さに向かう共同意識
火炎土器と土偶―土にこめられた美と祈り
銅鐸―弥生人の共同性
古墳―国王の威信
仏教の受容―霊信仰と仏像崇拝
『古事記』―その文学性と思想性
写経―漢字を尊ぶ
『万葉集』―多様な主題、多様な表現
阿修羅像と鑑真和上像―天平彫刻二体
最澄と空海と『日本霊異記』―求道と霊験
『古今和歌集』と『伊勢物語』―王朝の雅び
浄土思想の形成―仏を念じて極楽に往生する
『枕草子』と『源氏物語』―平安朝文学の表現意識
『今昔物語集』と絵巻物―庶民の世界へのまなざし
東大寺の焼亡と再建―乱世を生きぬく行動力
仏師・運慶―その新しい造形意識
法然と親鸞―万人救済の論理
『正方眼蔵』―存在の輝き