- 世界を動かした名演説
-
- 価格
- 1,034円(本体940円+税)
- 発行年月
- 2023年10月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784480075857
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[BOOKデータベースより]
名演説とは時代や歴史、社会問題や政治運動を色濃く記録したサムネール(縮図)だ!武器にもなり癒しにもなる言葉の力とは。チャーチルの第2次世界大戦の戦況を逆転させた演説から、ドイツ発史上最強の謝罪演説、ゼレンスキーの戦時下演説まで。冷戦、戦争責任、グローバルサウス、人種差別、宗教戦争、コロナ禍そしてウクライナ戦争。現代史と世界情勢の要点を、話術のコツと合わせて総覧し、歴史に残る名言を味わい尽くす。
第1部 抗戦と平和(ウィンストン・チャーチル「我々は戦う。岸辺で、上陸地点で、野原で、街路で、丘で」1940年6月4日;ウォロディミル・ゼレンスキー「ウクライナに栄光あれ」2022年3月8日/同12月21日;ジョン・F・ケネディ「Ich bin ein Berliner(私はベルリン市民です)」1963年6月26日;ロナルド・レーガン「この壁を壊してください!」1987年6月12日;リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー「過去に目を閉ざす者は現在にも目をつぶることになる」1985年5月8日;ジャワハルラール・ネルー「世界で何が起ころうとも、どちらにも属さない」1955年4月18日;〓小平「今、3つの世界がある」1974年4月10日;昭和天皇「堪え難きを堪え、忍び難きを忍び」1945年8月15日;安倍晋三「希望の同盟へ」2015年4月29日)
[日販商品データベースより]第2部 迫害と希望(マーチン・ルーサー・キング「I have a dream(私には夢がある)」1963年8月28日;マルコムX「The Ballot or the Bullet(投票か弾丸か)」1964年4月12日;ネルソン・マンデラ「死ぬ覚悟はできている」1964年4月20日)
第3部 課題に立ち向かう(マララ・ユスフザイ「一人の子ども、一人の先生、一本のペンそして一冊の本が世界を変える」2013年7月12日;ジャシンダ・アーダーン「私たちが信じている国になるために」2019年3月29日;アンゲラ・メルケル「親愛なる市民の皆様へ」2020年3月18日)
そのとき歴史が動いた。時代を揺さぶった言葉とは。現代史に残る15本の演説を世界情勢、表現の妙とともに読み解く。知っておきたい珠玉の名言と時代の記録。
演説とは「言葉での戦闘」だ。
第2次大戦の戦況を覆した世紀の演説、
史上最強の謝罪演説、
被差別者側の切実なほしい物リスト……。
現代史の学びなおしに欠かせない
教養としての名スピーチを
最強タッグの解説で味わい尽くす
――そのとき 歴史が動いた。
■「言葉の力」は凄い。人の心を動かし、本当に世界を動かすことができる。
そんなことを多くの人が実感したのは、2022年2月にロシアがウクライナに軍事侵攻した後のことでしょう。(・・・)
世界の首脳たちの演説は、それぞれの時代と場所によって規定されています。どんな時代背景にあって発せられた言葉なのか。それを知ることで、現代史が一段と理解できることでしょう。
――池上彰
(本書「おわりに」より)
■私たちの対談では、演説の現場を訪れたときのリアルな体験談や各演説の知られざる裏話などを紹介し、社会的、政治的な背景を独自のわかりやすい口調で解説する池上さんの魅力があふれます! 同時に、演説大国アメリカの観点、または修辞学(古代ギリシャの時代から続いているコミュニケーション学)に基づいた分析で話術を解説する、僕の微力もあふれています!(・・・)
池上さんと僕との、この旅が終わったら、あなたはきっと世界をよりよく理解し、話術をよりよく駆使するようになっていると予想します。そして、そのあなたも、神様や発明家、独裁者じゃなくても、毎日少しずつ世界を変えていく人になるでしょう。
――パトリック・ハーラン(パックン)
(本書「はじめに」より)