信州伊那谷に来た謀略機関

市民が迫る陸軍登戸研究所の疎開の実態

登戸研究所調査研究会 信濃毎日新聞社
登戸研究所調査研究会　

• 価格: 1,650円（本体1,500円＋税）
• 発行年月: 2023年09月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784784088454

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１章　信州伊那谷でもゲリラ戦（本土決戦）を準備―秘密機関旧陸軍登戸研究所の疎開とその実態（本土決戦（遊撃戦）準備と登戸研究所の疎開；沖縄戦と大本営移転計画）
第２章　登戸研究所の組織と伊那谷への疎開（登戸研究所の歴史と組織、研究内容；上伊那地方に疎開した登戸研究所）
第３章　疎開していた登戸研究所は何を研究していたのか（残されていた机―飯島町の机の底の残存物の分析；木箱の『研「ウ」三號薬』のラベルが示すもの；研究所に残された専門書から推察される研究内容）
第４章　残された行政文書が語る歴史の教訓（登戸研究所と地域；戦争とは何か、明治維新以来ずっと続いた戦争；私たちは何を教訓として未来につなげるのか）
第５章　私たちが未来につなげていくもの―登戸研究所調査研究会の活動（歴史のベールをはがした高校生たち；登戸研究所調査研究会の５年間の活動；地域のとりくみ）