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[BOOKデータベースより]
ケアの倫理は、フェミニストの倫理であると同時に人間の倫理なのだ。ケアの倫理の金字塔『もうひとつの声で』の刊行から時を経て、ギリガンがたどりなおす抵抗の軌跡。ギリガンの半生の語りと、そこから紡ぎだされるケアの倫理をめぐるアカデミックエッセイ。
第1章 未来を見るために過去を振り返る―『もうひとつの声で』再考(正義対ケア論争の先にある議論に向けて;なぜケアの倫理は攻撃にさらされているのか―家父長制への通過儀礼;鍵としての少女と女の声―家父長制への抵抗)
第2章 わたしたちはどこから来て、どこへ向かうのか(わたしたちはどこから来たのか;わたしたちはどこまで来たのか;わたしたちはどこへ向かうのか;なぜわたしたちは、いまなおジェンダーを研究する必要があるのか)
第3章 自由連想と大審問官―ある精神分析のドラマ(『ヒステリー研究』と女たちの知;トラウマの隠蔽;女たちの抵抗、男たちとの共闘;大審門官の問いかけ―愛と自由を引き受けるために)
第4章 抵抗を識別する(美術館で;もし女たちが…;抵抗;完璧な少女たちと反主流派たち;少女を教育する女/女を教育する少女)
第5章 不正義への抵抗―フェミニストのケアの倫理(ケアという人間の倫理―少年たちの秘密;ケアの倫理が目覚めるとき―民主主義を解放するために)