- 中世水軍領主論
-
紀州熊野からのアプローチ
- 価格
- 5,500円(本体5,000円+税)
- 発行年月
- 2023年09月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784862152398
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[BOOKデータベースより]
序論 水軍領主論の軌跡、熊野水軍研究の焦点
[日販商品データベースより]第1部 熊野水軍と地域社会(別当湛増と熊野水軍―その政治史的考察;平忠度とその生誕地伝説;海辺の水軍領主、山間の水軍領主―紀州安宅氏・小山氏の成立とその基盤;戦国・織豊期の安宅氏・小山氏;熊野山中の領主;水軍領主、二つの相貌―鵜殿長政家と長高家)
第2部 熊野から陸奥へ、紀伊半島と瀬戸内(名取熊野社の中世―「熊野堂」から「三山」へ;熊野信仰を担った人々―先達から本願へ;本願が所持した「熊野権現縁起絵巻」;村上水軍と海の雑賀衆―新出の「村上武吉過所旗」をめぐって)
本書は、湊やその後背地に勢力基盤を構築することにより地域社会に影響力を及ぼし、そうした実力を背景に海上での軍事活動、広域にわたる経済活動を積極的に展開した水軍領主の姿を、平安・鎌倉時代から南北朝・室町・戦国時代にかけてのいくつかの局面に焦点を当てながら復元し、その領主支配の特質を考察しようとするものである。