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「もう一度始める」ための手引き
白水社 エディ・S.グロード・ジュニア 秋元由紀
点
「アメリカ」という物語の偽りと希望。建国以来、失望と幻滅を味わい続けてきた人種差別問題の歴史とその本質を、斯界の第一人者がボールドウィンの足跡と作品に託して語り尽くした魂の書。
第1章 アメリカの嘘第2章 証言第3章 危険な道第4章 仕切り直し第5章 異郷第6章 残骸第7章 もう一度始める結論 新しいアメリカ
1960年代末から70年代にかけてボールドウィンは、アメリカという国が、マルコムXや非暴力を唱えていたキング牧師さえも殺害し、黒人解放運動を袖にする様子を目の当たりにした。公民権運動が盛り上がりを見せ、一時は希望と期待に胸膨らませたが、結局これまでと変わらぬ白人優位の体制を選んだことを思い知らされ、深い幻滅と絶望を味わったのだ。アフリカン・アメリカン研究の分野をリードする著者は、ボールドウィンの足跡と数ある作品の中から、当時の暗澹たる状況に彼がどう向き合ったかを探り出した。初の黒人大統領が誕生し、今度こそアメリカは変わると思われたすぐ後でトランプ政権に代わり、白人至上主義が再燃するような今の危機的状況にこそ、ボールドウィンの作品と当時の発言を振り返り、もう一度始めるためのヒントを探る意義があると考えたからだ。都合よく解釈され語り継がれてきた「アメリカ」という物語を〓と断じたうえで、ボールドウィンの意図することとその背景にあるものを深く掘り下げ、当時と今を行き来しながら、われわれが直面する人種問題、ひいてはアメリカという国のありようについて論じた魂の書である。
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[BOOKデータベースより]
「アメリカ」という物語の偽りと希望。建国以来、失望と幻滅を味わい続けてきた人種差別問題の歴史とその本質を、斯界の第一人者がボールドウィンの足跡と作品に託して語り尽くした魂の書。
第1章 アメリカの嘘
[日販商品データベースより]第2章 証言
第3章 危険な道
第4章 仕切り直し
第5章 異郷
第6章 残骸
第7章 もう一度始める
結論 新しいアメリカ
1960年代末から70年代にかけてボールドウィンは、アメリカという国が、マルコムXや非暴力を唱えていたキング牧師さえも殺害し、黒人解放運動を袖にする様子を目の当たりにした。公民権運動が盛り上がりを見せ、一時は希望と期待に胸膨らませたが、結局これまでと変わらぬ白人優位の体制を選んだことを思い知らされ、深い幻滅と絶望を味わったのだ。
アフリカン・アメリカン研究の分野をリードする著者は、ボールドウィンの足跡と数ある作品の中から、当時の暗澹たる状況に彼がどう向き合ったかを探り出した。初の黒人大統領が誕生し、今度こそアメリカは変わると思われたすぐ後でトランプ政権に代わり、白人至上主義が再燃するような今の危機的状況にこそ、ボールドウィンの作品と当時の発言を振り返り、もう一度始めるためのヒントを探る意義があると考えたからだ。
都合よく解釈され語り継がれてきた「アメリカ」という物語を〓と断じたうえで、ボールドウィンの意図することとその背景にあるものを深く掘り下げ、当時と今を行き来しながら、われわれが直面する人種問題、ひいてはアメリカという国のありようについて論じた魂の書である。