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[BOOKデータベースより]
なぜ私たちは文字を学ぶことになったのだろうか。この問いを歴史的に見定めると共に、現代社会の根底をなす社会の歴史的変容を、言文一致の誕生、写実技法の修辞、言語媒体の流通、「小説」の歴史、近代作者の形成といった観点から、一九世紀明治という時代に再考し、新たな文学史の可能性を探る。
序章 “書くこと”と社会
[日販商品データベースより]第1部 声と文字(文字文化としての音読と黙読―歴史の重層的な把握をめざして;声を超越する言文一致;明治初年の「言」と「文」―言文一致論前史;傍聴筆記と言文一致小説―三遊亭円朝の受容)
第2部 事実という表象(明治初期新聞雑報の文体―現実という制度をめぐって;現実感のある文体―模写の修辞学的背景;実事というイデオロギー―明治初期の歴史叙述に見る「実」の内実)
第3部 メディアとしての文字(幕末明治のかわら版と公共性;文明開化とことわざ―『西洋諺草』の流通圏;新聞改良と円朝速記本)
第4部 「小説」の一九世紀(「小説」の一九世紀;人情本の再生まで―明治初年の恋愛小説に関する一考察;時事小説の「事実」把握―一八七九年の切断面)
第5部 近代的「作者」の誕生(坪内逍遙・模写説の成立―『南総里見八犬伝』という鏡;『一読三歎当世書生気質』における“作者”の位相―人情本を鏡として;「作者」と天才―近代作家像の生成)
終章 一九世紀明治の可能性―内藤加我の出版活動
なぜ私たちは文字を学ぶことになったのだろうか。本書はこの問いを歴史的に見定めると共に、現代社会の根底をなす社会変容を、言文一致、新聞・小説の写実技法の誕生、言語媒体の流通、近代作者の形成といった文字言語の観点から、一九世紀明治という時代に徹底的に問い直すことで、新たな文学史の可能性を描き出す。