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- 「14歳」少女の構造
-
大塚英志まんが評論選集80’sー90’s
ちくま文庫 おー18ー3
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2023年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480438997
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[BOOKデータベースより]
ニューアカとバブルの80年代、そしてコンピュータゲームの時代だった90年代初頭。あらゆるものが記号と化し、消費されていく社会に抗うように、まんがは「身体」と「内面」の表現を花開かせた。消費されるためのまんがをつくる現場で書かれた同時代的評論に、まんがが真に有害だった時代を描く書き下ろし補論「三島由紀夫の「首」と「1970年」の蜂起する少年まんが」を加えた傑作評論選。
第1章 物語と構造(言葉の位相―少女まんがにおける“固有の論理”について;内面の発見と喪失―少女まんがにおける「ことば」の変容;“学バン狩り”のフォークロア―紡木たく「これからもずっと」 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 成熟とジェンダー(“14歳少女”の構造;“産む性”としての少年―“性差の少女まんが史”のために;“少女殺し”という主題―大島弓子『いちご物語』をめぐって ほか)
第3章 性表現と身体(記号的身体の呪縛―手塚治虫「まんが記号説」批判;手塚治虫は「有害」だった;美少女症候群―不在の“強姦者” ほか)
補論 三島由紀夫の「首」と「1970年」の蜂起する少年まんが
あらゆるものが記号と化し消費されていく時代に、まんがは内面と身体の表現を花開かせた。まんがが消費される現場で書かれた同時代的評論の集大成。
「pink」「ホットロード」「いちご物語」「14歳」――
記号と消費の時代に、まんがは内面と身体を描いた。
ニューアカとバブルの80年代、そしてコンピュータゲームの時代だった90年代初頭。あらゆるものが記号と化し、消費されていく社会に抗うように、まんがは「身体」と「内面」の表現を花開かせた。消費されるためのまんがをつくる現場で書かれた同時代的評論に、まんがが真に有害だった時代を描く書き下ろし補論「三島由紀夫の「首」と「1970年」の蜂起する少年まんが」を加えた傑作評論選。