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昭和二十年代の奥山に生きて
冨山房インターナショナル 小谷裕幸
点
消えゆくふるさとへの思い。岡山県中国山地、山あいの小さな集落―。戦中・戦後、家族が辿った人生と、高度経済成長期以前の生活を、ドイツ文学者が鎮魂の書として綴った貴重な記録。
第1章 集落の風景(山あいの村;十二の家物語;奥山の水事情;家の造り)第2章 四季のいとなみと行事(季節ごとの農作業;自給自足の豊かな食卓;節目の行事)第3章 日常の楽しみと苦労(子どもの遊び;家計と家;家族の病気と治療;日々の暮らし)終章 消えゆくふるさと(ふるさとの八十年;母の手まり(貞安/節子))
著者の生まれ故郷、岡山県新見市上熊谷の指野集落は、中国山地の奥深くに位置しており、電気がついたのは昭和22(1947)年、道路が通じたのは昭和35(1960)年だった。昭和20年代に12軒、数百人を超える住民で賑わっていたが、現在は3軒に暮らす、十人にも満たない人々を残すのみとなってしまった。著者は青年期に故郷を離れ、ドイツ文学の研究者となったが、いま改めて、故郷の忘れられゆくかつての暮らしを残しておこうと記録したのが本書である。昭和20年代の集落の様子と生活がつぶさに描かれ、高度経済成長期以前の奥山の暮らしと、そこに生活する人々の喜怒哀楽が甦る。筆者の母や兄弟の人生も語られ、戦後日本の山村出身者一家のひとつの歴史を見ることが出来る。それは、地縁や血縁の共同体のかつての姿と、それらが消滅していく過程でもあった。発行=富山房企畫発売=冨山房インターナショナル
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[BOOKデータベースより]
消えゆくふるさとへの思い。岡山県中国山地、山あいの小さな集落―。戦中・戦後、家族が辿った人生と、高度経済成長期以前の生活を、ドイツ文学者が鎮魂の書として綴った貴重な記録。
第1章 集落の風景(山あいの村;十二の家物語;奥山の水事情;家の造り)
[日販商品データベースより]第2章 四季のいとなみと行事(季節ごとの農作業;自給自足の豊かな食卓;節目の行事)
第3章 日常の楽しみと苦労(子どもの遊び;家計と家;家族の病気と治療;日々の暮らし)
終章 消えゆくふるさと(ふるさとの八十年;母の手まり(貞安/節子))
著者の生まれ故郷、岡山県新見市上熊谷の指野集落は、中国山地の奥深くに位置しており、電気がついたのは昭和22(1947)年、道路が通じたのは昭和35(1960)年だった。昭和20年代に12軒、数百人を超える住民で賑わっていたが、現在は3軒に暮らす、十人にも満たない人々を残すのみとなってしまった。著者は青年期に故郷を離れ、ドイツ文学の研究者となったが、いま改めて、故郷の忘れられゆくかつての暮らしを残しておこうと記録したのが本書である。昭和20年代の集落の様子と生活がつぶさに描かれ、高度経済成長期以前の奥山の暮らしと、そこに生活する人々の喜怒哀楽が甦る。筆者の母や兄弟の人生も語られ、戦後日本の山村出身者一家のひとつの歴史を見ることが出来る。それは、地縁や血縁の共同体のかつての姿と、それらが消滅していく過程でもあった。
発行=富山房企畫
発売=冨山房インターナショナル