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[BOOKデータベースより]
歴代大統領とともにアメリカ文学史を駆け抜ける!大統領をも文学者とみなし、大統領の歴史と文学思想史のスリリングな共犯関係を追い続けることで全く新しいアメリカ文学史のかたちを切り拓く!
アメリカ文学と大統領
[日販商品データベースより]第1部 独立革命から膨張主義の時代へ(建国の父は夢を見る―ブラッケンリッジ『当世風騎士道』と大統領謁見の政治学;掘り起こされた秘密―チャイルドの『反逆者たち』における海とモンロー・ドクトリン ほか)
第2部 分裂の危機から革新主義の時代へ(リンカーンは「南部人」―トマス・ディクソンによる「真実」の大統領物語;書き換えが作った英雄―金メッキ時代のグラント将軍 ほか)
第3部 コスモポリタニズムから冷戦の時代へ(カルヴィン・クーリッジ―時空を統べるテクノロジーと一九二〇年代;『ローズヴェルトの時代』と冷戦の修辞学―シュレシンジャー、エマソン、フォークナー ほか)
第4部 ポストモダンからポスト・トゥルースの時代へ(喪失の時代における「普通のアメリカ人」の物語―庶民的な大統領フォードとカーターの時代;アメリカのエレミアと女神の嘆き―ポール・オースター『リヴァイアサン』にみるレーガン時代とアメリカ例外主義のレトリック ほか)
1789年4月、ジョージ・ワシントンが大統領就任演説を行って以降、アメリカの歴史は常に大統領とともにあった。行政府の長であり、米軍の最高司令官である彼らは、同時に国を表すアイコンであり、アメリカ的想像力の源でもあった。時代ごとの大統領が書き残してきた日記や手記、演説原稿、手紙や政治的文書の一群は、アメリカン・ナラティヴの系譜と不可分である。大統領をも文学者とみなし、大統領の歴史と文学思想史のスリリングな共犯関係を追い続けてきた巽孝之教授の薫陶を受けた26名の研究者が参集し、まったく新しいアメリカ文学史のかたちを切り拓く。