この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 音数で引く俳句歳時記・夏
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2023年05月発売】
- 一冊で読む日本の現代詩200
-
価格:2,310円(本体2,100円+税)
【2024年10月発売】
- 一冊で読む日本の近代詩500
-
価格:2,530円(本体2,300円+税)
【2023年09月発売】
- 日本名詩選 2(昭和戦前篇)
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2015年06月発売】
- 日本名詩選 1(明治・大正篇)
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2015年06月発売】
[BOOKデータベースより]
もう立秋、秋の句会にこの本が役に立つ。いま巷で評判の画期的歳時記。
2音の季語
[日販商品データベースより]3音の季語
4音の季語
5音の季語
6音の季語
7音の季語
8音の季語
9音の季語
10音以上の季語
この歳時記は音数ごとにまとめられた初めての季語の本です。2音の「秋」から15音の「雀大水に入りて蛤と為る」まで、定型の五七五に収めるため俳人たちがあれこれ悩むときに、とても役立つ手引きとなっています。本書の監修者の岸本尚毅さんは「音数」と「季語」がいかに大事であるかをこのように述べています。
――「木曽川の今こそ光れ渡り鳥 高浜虚子」
この虚子の傑作句は「木曽川の今こそ光れ小鳥来る」という形が初案のようです。それから数年後、虚子は物足りなさを感じてか、この句を改稿しました。そして現在のような形になったのですが、山本健吉もこの句の「今こそ光れ渡り鳥」の描写を絶賛しています。
虚子は「木曽川の今こそ光れ」に続く下五にどのような季語をあてはめるか。五音という音数の制約を意識しながら、この句にぴったりの季語を頭の中で探し続けていたことでしょう。
情景のリアルな描出にいかに俳人は苦慮するか。この句の要諦は「小鳥来る」を「渡り鳥」に改めたところにあるのです。
「本書が読者の皆さんに、季語との良き出会いをもたらすことを期待しています。」――監修者・岸本尚毅
この歳時記はすでに巷では画期的な歳時記として多くの人に読まれ、使われています。