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[BOOKデータベースより]
ヨーロッパ近代教育思想の根源でもある人間の「完全性」。初期キリスト教思想に由来するこの概念には、神との交わりや他者とのつながりなど、人間が生きるための力動の「存在」があった。カルヴァン派による外在的規範の内面化、フランス啓蒙思想によって生じた利己心、そして近代合理主義―その後ヨーロッパを覆った時代のうねりの中、現代にまで継承されている「完全性」概念の系譜およびその近代教育思想とのかかわりを眺望した一冊。
序章 忘失される完全性―「存在」の力動
第1章 「存在」と完全性―キリスト教思想の交感と出来
第2章 義認と完全性―プロテスタンティズムの慈愛と意志
第3章 理性と完全性―世界の秩序と恣意
第4章 自然と完全性―フランス啓蒙思想の理性と交感
第5章 教育と完全性―ドイツ教育思想の未来と超越
第6章 思考と完全性―ニーチェの「存在」の力動
終章 他なるものの到来―存在論的なもの