- 小町はどんな女
-
『小説 小野小町 百夜』の世界
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2023年07月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784296118274
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[BOOKデータベースより]
小町の歌を手掛かりに紡がれた物語『百夜』とともに平安の「雅とあはれ」をたどる旅。
第1章 私の中の小町
[日販商品データベースより]第2章 小野小町の人生(母・大町との別れ 雄勝・多賀城;父親との融和と理解の場 六道珍皇寺;小町の能力 神泉苑;愛の真実を知る場所 雲林院;桜を扇に乗せて思いを伝える 仁明帝深草陵;竹林と愛の悲劇 欣浄寺;小町は惨めに年老いたのか;山科の花と雪の里 随心院;平安時代の婚姻関係;香は男と女を結ぶ;業平と小町の出会い 慈恩院;魂を鎮めるところ 下出雲寺;父・篁との和解 笛を吹くということ;小町の歌の変遷;母恋い;鄙と都;出家というもの 石上寺;平安時代の暮らし)
第3章 対談 叶わぬところにあはれがある―〓樹のぶ子×歌人・小島ゆかり
ひたむきに、一途に生きた、小町の美しい人生――
小町の歌を手掛かりに紡がれた物語『百夜』
とともに、平安の「雅とあはれ」をたどる旅
「彼女の率直で必死な言の葉が描き出す真(まこと)の姿は、芯の強い、自分に率直な女性です。哀しみを友としながらも毅然として愛を全うした人。
私の中では、大きく豊かな女性として成長して行きました。
多くのしがらみや宿世(すくせ)に翻弄されながらも、最後まで自尊心を保ち、自らの心に忠実に生きた女性の、なんと魅力的なことでしょう。
私はぐいぐい引っ張られながら、小町の人生にのめり込んで行きました」
(本文より)