[BOOKデータベースより]
「SDGsってなあに?」に最適な絵本。「なつでもふゆのようにすずしくしてください!」はたしてシロクマたちをまちうけていたこととは…!?江守正多先生(東京大学/国立環境研究所)の解説「“ピンクのけむり”が意味するもの」を収録。
[日販商品データベースより]『おうさまがかえってくる100びょうまえ!』、『おうさまのまえでみぎむけーみぎ!』の柏原佳世子氏による絵本です。
だんだん世の中が暑くなることで、それに耐えられなくなってきたシロクマたち。シロクマたちが「どんなねがいもかなえてくれるどうぶつ」に助けを求めてやってくると、いろいろ便利な道具をおすすめされる。しかし道具にたよりすぎたことで、世界は冬になっても暑く、シロクマたちの体は工場の煙と日焼けでピンクになっていく……。
わがままだけどにくめないユーモラスなシロクマと、クラシカルで美しい作画は、小学校低学年から大人まで楽しめます。
読書感想文にもぴったり。「環境問題」を考える第一歩としておすすめの絵本です。
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価格:1,100円(本体1,000円+税)
【2011年10月発売】
願いを叶える動物は、私たち人間ですね。
絵本に登場しているシロクマたちは、かつての私たち。
未来を考えずに今さえ良ければいいと、わがまま放題だった私たち。
そのわがままを追求した結果、私たちは地球を暑くて過ごしにくい星に変えてしまいました。
慌てて環境問題に取り組み始めた私たち。
かつての環境を取り戻すのは、とても時間がかかることでしょう。
でも、シロクマたちができたのだから、私たちもやらなければなりませんね。
たいへん勉強になる絵本でした。(めむたんさん 40代・広島県 男の子21歳)
【情報提供・絵本ナビ】