- 須弥山と極楽
-
仏教の宇宙観
ちくま学芸文庫 サー53ー1
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2023年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480511966
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- アショーカ王伝
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2024年10月発売】
- 北東アジア、ニーチェと出会う
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2024年07月発売】
[BOOKデータベースより]
須弥山とは、高さ約56万キロメートル、天神らが暮らす想像上の高峰である。5世紀頃インドで書かれた仏教論書『倶舎論』はこの須弥山を中心とする壮大な宇宙を描き出し、仏教が宇宙をどう捉えたかを詳細に解説した。本書は、『倶舎論』を基礎に他説も参照し、仏教宇宙観を簡明に記す。人間より優るが欲望の虜である天神とはいかなる存在か。「蛆虫に骨をうがたれる」といった地獄の責苦、世界を構成する四大と極微、宇宙の消滅と生成のサイクルなど、幅広く解説。後代に現れる極楽浄土の思想をも取り上げて、人生を苦とし、輪廻と解脱の思想を根底とするこのユニークな体系の変遷をたどる。長年読み継がれてきた入門書。
1章 人間は宇宙をどう把えたか
[日販商品データベースより]2章 仏教の“地獄と天界”
3章 極大の世界と極微の世界
4章 仏教宇宙観の底を流れるもの
5章 西方浄土の思想
6章 地獄はどう伝えられたか
7章 仏教の宇宙観と現代
仏教は宇宙をどう捉えたか。5世紀インドの書『?舎論』の須弥山説を基礎に他説も参照し、仏教的宇宙観とその変遷を簡明に説いた入門書。解説 佐々木閑
===
須弥山とは、高さ約56万キロメートル、天神らが暮らす想像上の高峰である。5世紀頃インドで書かれた仏教論書『?舎論』はこの須弥山を中心とする壮大な宇宙を描き出し、仏教が宇宙をどう捉えたかを詳細に解説した。本書は、『?舎論』を基礎に他説も参照し、仏教宇宙観を簡明に記す。人間より優るが欲望の虜である天神とはいかなる存在か。「蛆虫に骨をうがたれる」といった地獄の責苦、世界を構成する四大と極微、宇宙の消滅と生成のサイクルなど、幅広く解説。後代に現れる極楽浄土の思想をも取り上げて、人生を苦とし、輪廻と解脱の思想を根底とするこのユニークな体系の変遷をたどる。長年読み継がれてきた入門書。
===
壮大無比のスケール
三千大千世界、輪廻、地獄、極微……
仏教の世界観へいざなう無類の書。
===