- 文化メディアシオン
-
作品と公衆を仲介するもの
文庫クセジュ Q1059
白水社
ブリュノ・ナッシム・アブドラ フランソワ・メレス 波多野宏之- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2023年07月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784560510599
ゲスト さん (ログイン) |
![]() |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
作品と公衆を仲介するもの
文庫クセジュ Q1059
白水社
ブリュノ・ナッシム・アブドラ フランソワ・メレス 波多野宏之
[日販商品データベースより]
メディアシオンという言葉は、中世において、人と、人が近づくことのできない存在をとりもつ際に使われ、司祭やシャーマン、預言者は仲介者(メディアトゥール)と呼ばれた。1990年代半ばになると、この言葉は文化面でも使われ始め、2002年のフランスのミュゼに関する法律の改革計画に、「文化メディアトゥール」という名称が現れる。
美術館、博物館、歴史的建造物の展示パネルやオーディオガイド、劇場での字幕解説やワークショップといった活動は、文化メディアシオンと呼ばれる。こうした活動は多岐にわたるが、その目的は、多くの人に文化に触れてもらうことにある。
本書は、メディアシオンの概念、歴史、組織、財政問題、職業養成のほか、具体的な仕事内容や事例などを盛り込む。ソルボンヌ・ヌヴェル(パリ第三大学)で教鞭を執る二人の著者による待望の一冊。