- 未完の天才 南方熊楠
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- 価格
- 1,034円(本体940円+税)
- 発行年月
- 2023年06月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784065326367
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価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2011年11月発売】
[BOOKデータベースより]
なぜ熊楠は完成を嫌ったのか?驚くべき才能を多方面に発揮しながら、その仕事のほとんどが未完に終わった南方熊楠。最新の研究成果や新発見資料をとりあげながら、熊楠の生涯を辿り、その「天才性」と「未完性」の謎に迫る!
第1章 記憶力―百科事典を暗記する
[日販商品データベースより]第2章 退学と留学―独学の始まり
第3章 ロンドンでの「転身」―大博物学者への道
第4章 語学の天才と、その学習方法
第5章 神社合祀反対運動と「エコロジーの先駆者」
第6章 田辺抜書の世界―人類史上もっとも文字を書いた男
第7章 英文論考と熊楠のプライド―佐藤彦四郎というライバル
第8章 妖怪研究―リアリスト熊楠とロマンチスト柳田国男
第9章 変形菌(粘菌)とキノコ―新種を発見する方法
終章 熊楠の夢の終わり―仕事の完成と引退とは何か?
なぜ熊楠は完成を嫌ったのか?
驚くべき才能を多方面に発揮しながら、
その仕事のほとんどが未完に終わった南方熊楠。
最新の研究成果や新発見資料をとりあげながら、
熊楠の生涯を辿り、
その「天才性」と「未完性」の謎に迫る!
<熊楠をめぐる13の謎>
・十数年前にとったノートの内容をそらで思い出せる記憶力
・51篇も論考を発表していた「ネイチャー」への投稿を中止
・渡英後、熱中していた植物学の研究を停止
・大英博物館に迎えられてから、何をしていたのか
・語学の天才・熊楠の勉強法とは?
・「エコロジーの先駆者」だが、数年でフェードアウト
・なぜ「希少な生物」だけでなく「ありふれた植物」も守ろうとしたのか
・「人類史上、もっとも文字を書いた男」と呼ばれる理由
・どうして一度も定職に就かなかったのか
・ともに民俗学の礎を築いた柳田国男と喧嘩別れ
・変形菌(粘菌)の新種は発表したが、キノコの新種は未発表
・なぜ夢の研究を長年続けたのか
・集大成となるような本を、どうして出版しなかったのか