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[BOOKデータベースより]
義父・三浦朱門、義母・曽野綾子。NHKでドラマ化された曽野の小説、『太郎物語』のモデルでもあり、作家夫婦のひとり息子・太郎に嫁いだ著者を迎えたのは、心温かくも、強烈な個性の家族だった。
第1章 まずは、夫・太郎(五〇年経ってもわからない人、それは…夫;いきなり「俺、大学、辞めてきた」 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 次に、祖父・逸雄と祖母・小イシ(あまりに個性的な三浦の祖父母;恋しいと思い合う関係を築くには ほか)
第3章 そして、義父・三浦朱門(三浦朱門との初対面;義父が焦った日 ほか)
第4章 それから、義母・曽野綾子(田園調布は高級住宅地ではなかった?;田園調布にまつわる昔話 ほか)
第5章 最後に、私たち家族(結婚とは気味が悪いものだ;引っ越し自慢 ほか)
「大丈夫なんだろうか、わたし・・・」
義父・三浦朱門、義母・曽野綾子。
NHKでドラマ化された曽野の小説、『太郎物語』のモデルもであり、
作家夫婦のひとり息子・太郎に嫁いだ著者を迎えたのは、
心温かくも、強烈な個性の家族だった。
「奇矯な家に、奇矯な嫁が来た」三浦太郎氏 談
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結婚してからずっと、私は夫とその家族に驚き続けてきた。
実家とはあまりにも違うタイプの家族を前に、何度も息をのみ、
「いったいこの人達はどうなっているのだろう」と仰天した。
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「太郎君と結婚するのはやめた方がいいんじゃないかな」
真剣な顔で先生は言った。「僕は暁子ちゃんが消耗するのを見たくないんだ。(中略)
何といっても、作家のひとり息子だ。それも、両親共に作家だ、そこらへんのこと、ちゃんとわかってる?
覚悟して結婚しようと思ってる?」と、矢継ぎ早に質問してくる。
私は今もトロいが、当時は若く、今よりさらに何もわかっていなかった。
先生がそんなことを言うために、忙しい中をわざわざ会いに来てくれたと知り、ただ嬉しかった。