- 週刊 金曜日 2023年 6/30号
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週刊 金曜日
- 価格
- 600円(本体545円+税)
- 発売日
- 2023年06月30日
- 判型
- AB変
- JAN
- 4910229350632
- 雑誌コード
- 22935-06/30
目次
【特集】 これからどうする 立憲民主党
泉 健太 立憲民主党代表 独占インタビュー
「崖っぷち」とは思わない 目標150議席は私なりの覚悟です●聞き手・まとめ/金本裕司
市民連合の佐々木寛運営委員に聞く
これでは闘えない!野党第一党の危機感欠如●聞き手・まとめ/本田雅和
【特集】 誰が差別をあおるのか 垂れ流されたデマや差別的言説
当事者を置き去りにした「LGBT理解増進法」●藤沢美由紀
数字として扱われる外国人 剥き出しの人権侵害を容認する「改正入管法」●西中誠一郎/渡部睦美
安田菜津紀さんへのネット上のヘイト書き込みめぐる訴訟
東京地裁は「差別的な表現」と認定、投稿者に賠償命令●阿部 岳
名古屋城復元のバリアフリー化めぐる討論会での差別発言問題
河村市長の構想自体が「障害者差別」では●井澤宏明
記者座談会
阿部 岳『沖縄タイムス』×石橋 学『神奈川新聞』×藤沢美由紀『毎日新聞』
「差別の背後にある政治を変えるため、それぞれができること」
きんようアンテナ
都内足立区で「『九条』を世界に贈るプロジェクト」発足●竪場勝司
『標的』上映会の名義後援を福岡市が直前に取り消し●佐々木亮
「ファクトチェックアワード」
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■これからどうする立憲民主党
岸田文雄政権は早ければ今秋の臨時国会で、衆院解散・総選挙に踏み切る。この宰相にとっては来年9月の自民党総裁選での続投実現が最優先課題であり、少子化対策の財源論議を年末に先送りしたこととあわせて考えると、「今秋の臨時国会での解散」というシナリオが浮かび上がってくる。
次の衆議院選挙でまず問われるべきは大幅な防衛費拡大であり、利用者の不安が眼中にないかのようなマイナ保険証などマイナンバーカードの強行的拡大路線といった、岸田政権の一連の政策とその政治姿勢である。 馬場氏の言葉に真実味をもたせているのは、最近の全国紙による世論調査である。『朝日新聞』の全国世論調査では5月下旬に「かりに今、投票するとしたら」と前置きして衆院選の比例投票先を聞いたところ、自民36%、維新17%、立憲10% などの順となった。立憲が結党された2017年10月のあと、維新が初めて立憲を上回ったのだ。6月中旬の同じ世論調査でも維新18%、立憲10%と同じ傾向となった。
『毎日新聞』の全国世論調査も、立憲関係者に衝撃を与えただろう。5月下旬に「どちらが野党第一党としてふさわしいか」を聞いたところ、維新が47%、立憲25%。2倍近い差となったのだ。
「リベラルと中道の旗手」(泉健太代表)である立憲が野党第一党の座を維新に奪われると、日本政治に与える影響は私たちの想像以上に大きいのではないか。
立憲民主党はこれからどうするのか。泉代表に単独ロングインタビューでその胸の内を聞いた。さらに「野党共闘」を進めてきた市民連合のキーパーソンにも今後の展望を聞く。
●独占インタビュー 泉健太・立憲民主党代表
「崖っぷち」とは思わない 目標150議席は私なりの覚悟です
聞き手・まとめ/金本裕司
●「市民連合」運営委員、佐々木寛・新潟国際情報大学教授に聞く
これでは闘えない! 野党第一党の危機感欠如
聞き手・まとめ/本田雅和
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■誰が差別をあおるのか
●垂れ流されたデマや差別的言説 当事者を置き去りにした「LGBT理解増進法」 藤沢美由紀
●数字として扱われる外国人
剥き出しの人権侵害を容認する「改正入管法」 西中誠一郎、渡部睦美
●安田菜津紀さんへのネット上のヘイ