- 鳥がぼくらは祈り、
-
- 価格
- 660円(本体600円+税)
- 発行年月
- 2023年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784065321287
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[BOOKデータベースより]
ぼくら4人は日本一暑い街、熊谷で育ち、高2になった。中1で出会ってから4年が経っていた。それぞれの焦燥を抱えながら、池井、高島、山吉、ぼくは未だにこの街にいる。だが、ただ続くだけだった生ぬるい日常は、ある人の死と暴力団の抗争をきっかけに大きく変わり始めた。(第64回群像新人文学賞受賞)
[日販商品データベースより]第64回群像新人文学賞受賞!
高2の夏、過去にとらわれた少年たちは、傷つき躊躇いながら未来へと手を伸ばす。清新な感覚で描く22歳のデビュー作。
日本一暑い街、熊谷で生まれ育ったぼくら4人は、中1のとき出会い、互いの過去を引き受け合った。4年後の夏、ひとつの死と暴力団の抗争をきっかけに、ぼくらの日々が動き始める――。孤独な紐帯で結ばれた少年たちの揺れ動く〈今〉をとらえた、新しい青春小説。
(群像新人文学賞選評より)
・〈文法の破綻した叫び〉こそが高二のぼくらのリアルな何事かを言語的に表現する、との説得力。――古川日出男氏
・私がいちばん感心したのは〈一人称内多元視点〉と呼ぶべき視点のつくり方だった。これは文学的に有意義な試みだと思う。――松浦理英子氏