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[日販商品データベースより]
来るべき怪異・妖怪研究は、ここから始まる――
古典というべき基本文献のみならず、民俗学を中心に、
文化人類学・国文学・社会学・精神病理学など幅広い分野から
重要論考を精選・集成した画期的シリーズ!
・
日本文化の多様さ・奥深さが凝縮された、テーマ別アンソロジー
・
【推薦のことば】
怪異を識ることは私達自身の成り立ちを知ることに他なりません。本シリーズから汲むべきものは多い筈です。――京極夏彦
・
神々の零落したものが怪異ではなく、怪異の中から神々は生まれるのだ。神々が不在となった時代にも、怪異はたくましく生きている。すべての再生の可能性がそこに隠されている。――中沢新一
・
【復刊にあたって】
近年、様々なメディアにおいて妖怪は大活躍しています。これにともなって怪異・妖怪文化の歴史への世間の関心も高まり、さらに研究書も多数生み出されてきました。
この度、二十年余の歳月を経て、新装版として復刊される『怪異の民俗学』(全八巻)は、新しい視座からの怪異・妖怪文化研究の構築を目指していた私どもが、古典というべき基本文献のみならず、当時、様々な分野において研究されながらも、まだ十分に参照されず、あるいは入手しにくくなっていた貴重な関連論文までを発掘・集成したアンソロジーです。このシリーズは、今日の怪異・妖怪文化研究の発展に、目立たないけれども、大きな役割を果たしてきました。また、この間の研究の隆盛ととも、その価値は益々高まっていると思います。
この復刊を契機に、多くの方々の手に届き、日本の怪異・妖怪文化の多様さや奥深さ、つまりその魅力を知っていただくとともに、研究のいっそうの進展に寄与することになれば幸いです。
――小松和彦(責任編集)
【全巻内容】
1 憑きもの
2 妖怪
3 河童
4 鬼
5 天狗と山姥
6 幽霊
7 異人・生贄
8 境界