[日販商品データベースより]
世界各地で信仰の対象となってきたファロス=男根(像)。
このファロス信仰は、日本ではいかに誕生し展開したのか?
天皇・仏教との関係を軸にたどる、日本ファロス文化の通史。図版40点収録。
*縄文人はなぜ巨大石棒を作ったのか?
*イザナキ・イザナミが「柱」を廻り、まぐわうことの意味
*「道鏡は女帝をたぶらかした巨根の大悪人」は本当か?
*男系優位(ファロス優位)を強固にしたのは、仏教の女性嫌悪思想?
ファロス文化から、日本史を読み直す!
目次
第一章 道鏡という名のファロス
第二章 「イザナキ・イザナミ」神話の原風景
第三章 男と女が柱を廻るとき
第四章 乱交、そしてイケニエ……
第五章 『ジャータカ』説話の女たち
エピローグ 竹原の地に道鏡・孝謙の祠(ほこら)を訪ねて
注
参照文献
著者紹介:平野 純(ひらの・じゅん)
作家・仏教研究家。1953年東京生まれ。東北大学法学部卒。1982年『日曜日には愛の胡瓜を』で第19回文藝賞受賞。作家活動と並行して仏教文化を研究。インド仏教が日本の性愛の文化に与えた影響が近年の主要な探求のテーマである。
著書に、『はじまりのブッダ』、『謎解き般若心経』(以上、河出書房新社)、『裸の仏教』、『ブッダの毒舌』(以上、芸術新聞社)、『怖い仏教』(小学館新書)、『村上春樹と仏教』(T・U)、『「無常先進国」ニッポン』、『怖すぎる仏教』(以上、楽工社)など多数。
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