- 心霊スポット考
-
現代における怪異譚の実態
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2023年06月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784908028854
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[BOOKデータベースより]
「恐るべき出来事」が呼び起こす場所と記憶の文化。
序章 場所と怪異の民俗学
[日販商品データベースより]第1部 心霊スポット考(心霊スポットとは何か;真相としての仮構;モノと感覚)
第2部 心霊スポットの諸相(将門塚のこと―将門はどう祟るのか;八王子城跡のこと―怪異の変容;おむつ塚のこと―或いはたくさんのお菊)
終章 誰がための心霊スポット
「恐るべき出来事」が呼び起こす場所と記憶の文化
「心霊スポット」という言葉が、雑誌・テレビのメディアに使用され始めたのは1990年代前半。その後、「神奈川ジェイソン村」「新潟ホワイトハウス」「八王子首なし地蔵」など、「恐るべき出来事」が語られる空間=訪れる場所としての「心霊スポット」は、インターネットの普及とともに隆盛を極めていく。本書では、「心霊スポット」という「語り」が成り立つ前史を概観し、テレビやネットで展開される実態を調査する。また、「将門塚」や「八王子城跡」など現代でも語りつがれる「心霊スポット」を検証する。