この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 算数科教育概論
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2003年04月発売】
- 保険審査委員による“保険診療&請求”ガイドライン 2024ー25年版 第4版
-
価格:2,860円(本体2,600円+税)
【2024年07月発売】
- Tooth Preparation[支台歯形成]
-
価格:7,700円(本体7,000円+税)
【2020年08月発売】
- 知りたいことがすぐわかる高齢者歯科医療 新訂版
-
価格:9,900円(本体9,000円+税)
【2017年06月発売】
- レクチャー応用解析
-
価格:2,145円(本体1,950円+税)
【2021年08月発売】
[日販商品データベースより]
【はじめにより】(抜粋)
本書では、つぎのように『史記』の歴史を考えてみたいとおもう。序章では、武帝時代の社会のな
かで、父と司馬遷が著述をした背景と、出土史料の情報を紹介する。第一章?第八章では、『史記』本
紀と表を中心とする各時代の歴史について、どのような方法と意図で描いたかをみてゆく。そして考
古発見による史実との違いを考えてみる。終章では、『史記』の史料論と司馬遷の歴史観をまとめてい
る。漢代の司馬遷は、どのように古代中国の歴史を理解したのだろうか。また現代に生きる私たちは、
『史記』という古典から何を学ぶことができるだろうか。これから本書では、伝世文献に加え、新し
い出土史料の情報によって『史記』を作成した方法を確かめ、司馬遷が後世に伝えようとしたメッセ
ージを探ってみよう。