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[BOOKデータベースより]
私たち人間は普段あまり考えないで行動するようにしています。そして考えないで行動していることに気づいてさえいない。その「無知」を受け容れて、謙虚に人間行動を知ろうとするところから行動経済学の学びは始まります。本書を読みすすめていくと、自分の行動のことも、身のまわりの人の行動も、より深く理解できるようになるはずです。
序章 人間とはそもそも不完全な生き物である
[日販商品データベースより]第1章 人間はどのように不完全なのか
第2章 「安易な行動」をとってしまうしくみと対策
第3章 「本能的に判断」してしまうしくみと対策
第4章 「予測がつかない」ときに錯覚してしまうしくみ対策
第5章 「今、目の前にある誘惑」に踊らされるしくみと対策
第6章 「冷静に理性的に考えた」つもりで間違ってしまうしくみと対策
第7章 これからの行動経済学
「行動経済学」とは、平たくいうと「リアルな人間行動にもとづく経済学」です。私たち人間は普段あまり考えないで行動するようにしていて、それに気づいてさえいません。リアルな人間行動は、ときに合理的であり、ときに非常に不完全です。うまくいった経験を安易にくり返し、得をするより損をすることのほうを極端に恐れ、そのくせ、目の前にある誘惑に簡単に踊らされたりします。本書は、ダン・アリエリーやダニエル・カーネマンなど数々の行動経済学者が提唱した理論を整理し、さらにこれからの「行動経済学3.0」への展望まで、マンガを用いてわかりやすく解説しています。本書を読み進めていくと、自分の行動のことも、身のまわりの人の行動のことも、より深く理解できるようになり、そうすると、イライラしたり不安になったりすることがずっと少なくなり、どのように対処すればいいかを、前向きに考えることができるようになります。行動経済学は不可解な経済社会現象の理解だけでなく、さまざまな社会的課題を解決する道具としても注目されています。人間行動のくせや特徴を巧みに利用することで、健康的な行動や協力的な行動を促したり、不正や犯罪を防いだりすることに成功する事例も多く報告されています。人間は迷うこともあれば間違えることもあります。だからこそ、人間らしく、愛おしいとも感じます。人間行動の奥深いメカニズム、ぜひ楽しみながら本書を読み進めてください。