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[日販商品データベースより]
雑駁――知識や考えが雑多でまとまりがないこと。
日録――日々の出来事の記録。
1979年3月、新潟から家出同然で上京した“羊の皮をかぶった山羊”こと工藤尚廣。新宿区西早稲田の古びた木造アパートの三畳部屋でキャンパスノートの日記に最初の一文字を記したことから彼の便利屋ライターとしての人生がはじまる。80年代は「ザテレビジョン」「TVガイド」の特派記者とテレビ業界を駆けめぐり、90年、2000年代はクルーズマガジン「船の旅」(東京ニュース通信社)、文学通信紙「総国(ふさのくに)逍遥」(朝日新聞千葉ヒルズ)、テレビ情報誌「おとなのデジタルTVナビ」(産経新聞出版)の編集長を歴任。現在はユニコ舎という小さな出版社の代表を務めている。彼をライター業、編者業に駆り立てたものとは? 学生時代に書いた日記、雑誌に掲載された記事、そして個人ブログ「湘南逍遥」の記事などをリライトしてまとめたのが「雑駁の日録」。時代の空気や出版界の趨勢を便利屋ライターらしくゆる〜く伝えるエッセイ集。
著者コメント
還暦を過ぎてから自分の書いてきた記事、日記、ブログを読み直してみました。それはまったくの“雑駁の塊”でした。
もう一度生まれ変わって出直す“還暦”のスタートラインを見つけたいがために、その“雑駁の塊”をリライトしてみました。
そうしたら「読むと元気になるとまではいかないけれど、馬鹿だねぇと俄かに楽しくなる」ストーリーができたと錯覚するような奇妙な感覚に陥りました。
拙著の出版が人生リスタートのホイッスルにしたいと思っています。
自ら起ち上げた会社“ユニコ舎”で自らの著書を出すなんて正気の沙汰とは思えません。しかも、内容が「雑駁――知識や考えが雑多でまとまりがないこと」。まさに自己満足の“狂気の沙汰”を冷ややかな目で楽しんでいただけたなら幸いです。