- うつりゆく家族
-
- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2023年03月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784750355658
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[BOOKデータベースより]
第1部 家族に含まれるもの(つねに「他人」が家にいる―オマーン移民の家族と「ハーディマ(奴隷/メイド)」;団欒と社交のある暮らし―イエメン・サナアの事例から;家族に絡めとられる―モロッコのベルベル人母子にみる家族の捉え方)
[日販商品データベースより]第2部 家族に死が訪れるとき(母という家庭の中心―あるエジプト人母の姿から;上エジプト出身者の葬儀告示から考える家族のつながり;妻に家の半分を遺す―エジプトの地方の町に生きたある男性の一生)
第3部 家族をめぐる法の論理(ムスリム家族法の近代化と宗教コミュニティ間の対立;変わりゆく家族のかたち―現代イランの場合;名誉殺人と二つの家族像―トルコの刑法改正が映しだすもの)
第4部 家族に入り込む政治(議会を牛耳った家族;出生率低下があらわす家族のかたち―チュニジア南部タタウィーン地域の事例;国境を越えるパレスチナ難民の家族―市民権が意味すること)
ムスリムの家族は近代以降に起きた社会や政治、法律の変動によって大きな影響を受けてきた。では個々の文脈のなかで、それはいかに経験され、議論され、改変され、つくりかえられてきたのか。身近に存在するが捉えがたい「家族」という課題に挑む画期的論集。