- 言語学者、鈴木孝夫が我らに遺せしこと
-
- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2023年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784866001128
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[BOOKデータベースより]
地球を愛し、人類の叡智に望みを託した言語学者の大志と哲学、その軌跡を次世代へつなぐ一書!
はじめに 不幸にも時代はますます鈴木孝夫に近づいている―世界を人間の目だけで見るのはもう止めよう
[日販商品データベースより]序章 新型コロナウイルスは「人類共通の敵」か
第1章 はじめに鳥たちとの出会いがあった
第2章 週に三日のラボ(教育センター)通い、谷川雁との邂逅―ラボ草創期は『ことばと文化』への不可欠の階梯でもあった
第3章 『ことばと文化』―今なお鮮度がきらめくその「新機軸」
第4章 『閉された言語・日本語の世界』でも開かれた不滅の新機軸
第5章 『武器としてのことば』『私の言語学』『日本語と外国語』等に見られる独自言語学の進展
第6章 『教養としての言語学』以後の著作に示された新提起
第7章 ラボ教育センターとの物語的再会―ラボ・パーティ発足四〇周年前後の積極的同伴
第8章 鈴木孝夫研究会を共に、そして「言語生態学」宣言
第9章 非常事態まみれの人類史現段階―大反転に向けて今こそ「イメージからさきに変れ」
鈴木孝夫の全身全霊的主題は一貫して「ことば・文化・自然」であった。この「自然」そして地球全体への関心と問題意識がその後次第に内実豊かに膨らみ発展し、最終的に「世界を人間の目だけで見るのは止めよう」とのメッセージに至った。それはとりもなおさず独自の言語学豊富化のプロセスでもあったーー2022年2月、惜しまれつつ94年の生涯を閉じた言語学者、鈴木孝夫とのほぼ半生にわたる交流を振り返り、日本人の精神文化に大きな影響を与えた鈴木孝夫の思考の源泉をたどり、その哲学を次世代へ伝えるべく著者渾身の秀作。