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森山書店 山崎敏夫
点
ドイツの産業・銀行間関係の研究課題と分析方法第1部 3大銀行の役員兼任の構造(独占資本主義への移行期における3大銀行の役員兼任の構造;第1次大戦後のインフレーション期における3大銀行の役員兼任の構造;ナチス期における3大銀行の役員兼任の構造 ほか)第2部 3大銀行の役員兼任による人的ネットワークの構造(第2次大戦前における3大銀行の監査役兼任ネットワークの構造―ナチス期の分析;第2次大戦後における3大銀行の監査役兼任ネットワークの構造―1965年株式法以降の時期の分析)第3部 「役員兼任の機能」(第2次大戦前における役員兼任の機能―役員人事にみる兼任監査役の役割をめぐって;第2次大戦後における役員兼任の機能;第2次大戦前における銀行顧問会制度による企業間人的結合の構造 ほか)ドイツにおける産業・銀行間関係の特質と意義
本書は、ドイツにおける産業と銀行の間の関係に基づく産業集中の体制について、大銀行による企業間の人的結合の構造と機能の考察を通して歴史的に明らかにしたものである。本書の研究は、次の点に特徴を持つ。 第1に、3大銀行の役員兼任による企業間の人的結合、それを補完する役割を果たす顧問会制度による人的な結合・つながりの個別具体的な考察によって産業企業と銀行の間にみられる企業間関係の構造を明らかにしている点。 第2に、このような大銀行をめぐる企業間の人的結合の全体構造について、歴史的に見て重要な位置を占めるいくつかの時期を取り上げて比較分析を行っている点。 第3に、企業間の人的結合の構造が人的結合の機能の発揮の前提にあるという認識のもとに、企業間の調整という問題を人的結合の機能のみで見るのではなく、全体低湿的構造からも分析・把握している点。 第4に、企業間の人的結合の構造の考察にあたり、社会的ネットワーク分析の手法によって数量的な把握を試みる中で3大銀行間の比較を行い、そこにみられる相違、特徴を明らかにしている点。 第5に、企業間関係の機能の解明に不可欠となる、ドイツの大銀行や主要産業の代表的企業の文書館、連邦文書館やその他の文書館に所蔵されている多くの一次史料を駆使して分析を行っている点。 以上のような問題意識と分析視点のもとに考察を展開する。
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[BOOKデータベースより]
ドイツの産業・銀行間関係の研究課題と分析方法
[日販商品データベースより]第1部 3大銀行の役員兼任の構造(独占資本主義への移行期における3大銀行の役員兼任の構造;第1次大戦後のインフレーション期における3大銀行の役員兼任の構造;ナチス期における3大銀行の役員兼任の構造 ほか)
第2部 3大銀行の役員兼任による人的ネットワークの構造(第2次大戦前における3大銀行の監査役兼任ネットワークの構造―ナチス期の分析;第2次大戦後における3大銀行の監査役兼任ネットワークの構造―1965年株式法以降の時期の分析)
第3部 「役員兼任の機能」(第2次大戦前における役員兼任の機能―役員人事にみる兼任監査役の役割をめぐって;第2次大戦後における役員兼任の機能;第2次大戦前における銀行顧問会制度による企業間人的結合の構造 ほか)
ドイツにおける産業・銀行間関係の特質と意義
本書は、ドイツにおける産業と銀行の間の関係に基づく産業集中の体制について、大銀行による企業間の人的結合の構造と機能の考察を通して歴史的に明らかにしたものである。本書の研究は、次の点に特徴を持つ。
第1に、3大銀行の役員兼任による企業間の人的結合、それを補完する役割を果たす顧問会制度による人的な結合・つながりの個別具体的な考察によって産業企業と銀行の間にみられる企業間関係の構造を明らかにしている点。
第2に、このような大銀行をめぐる企業間の人的結合の全体構造について、歴史的に見て重要な位置を占めるいくつかの時期を取り上げて比較分析を行っている点。
第3に、企業間の人的結合の構造が人的結合の機能の発揮の前提にあるという認識のもとに、企業間の調整という問題を人的結合の機能のみで見るのではなく、全体低湿的構造からも分析・把握している点。
第4に、企業間の人的結合の構造の考察にあたり、社会的ネットワーク分析の手法によって数量的な把握を試みる中で3大銀行間の比較を行い、そこにみられる相違、特徴を明らかにしている点。
第5に、企業間関係の機能の解明に不可欠となる、ドイツの大銀行や主要産業の代表的企業の文書館、連邦文書館やその他の文書館に所蔵されている多くの一次史料を駆使して分析を行っている点。
以上のような問題意識と分析視点のもとに考察を展開する。