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- 跨境 第15号 2023
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日本語文学研究
特集:アジア・太平洋地域に移動(旅行)する日本語文学
高麗大学校日本研究センター 笠間書院
東アジアと同時代日本語文学フォーラム- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2022年12月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784305403155
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[BOOKデータベースより]
特集 アジア・太平洋地域に移動(旅行)する日本語文学(“古典の中の地球儀”という視界―日本古典文学研究と国際ネットワーキングのシンクロニシティ;池澤夏樹と南に向かう想像力―戦後日本と放浪する作家たち ほか)
[日販商品データベースより]一般論文(移動と中断―リービ英雄小説作品の文体論のために;大岡昇平『俘虜記』の方法について ほか)
研究資料(「田郷虎雄日記」―1942(昭和17)年4月〜6月分の翻刻と解題;武田泰淳全集未収録の中国関連作品について―改造社雑誌『大陸』掲載の「桃花扇」を中心に)
書評(孫知延編『戦後の東アジアの女性叙事はどのようにして出会うのか』(ソミョン出版、2022);謝恵貞著『横光利一と台湾―東アジアにおける新感覚派の誕生』(ひつじ書房、2021) ほか)
韓国、中国、台湾、日本の近代日本語文学の研究者が発行する国際学術誌 第15号。
雑誌のタイトルとなった『跨境(こきょう)』は境界をまたぐという意味です。たんに越すということではなく、跨いでつなぐ。それぞれの局地性や立場を無視することなく、そこに一方の足場を置きながら、さまざまな〈境〉の向こうに他方の足を伸ばすことを目指しています。
【跨ぐことは、時に越えることよりも難しいかもしれない。だがいまこそ、その試みが必要だ。分断を一気に解消する方策など、ありはしない。すべての多様な 人々を包括するような場も、できようはずがない。しかしそれでもなお粘り強く、境を跨ぎ、つなぎ続けることが重要だと私たちは信じる。『跨境/日本語文学 研究』が、異なる立場、異なる考えをもつ者たちの、邂逅と対話の場となることを願っている。】...創刊の辞より