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[BOOKデータベースより]
近世公家のエピソードがイラスト入りで楽しく読める!まろ眉・白塗り・お歯黒で、語尾は「おじゃる」…。そんなイメージが強い「お公家さん」、本当はどんな暮らしをしていたの?光源氏のモデルや小野小町、紀貫之など、お公家さんの子孫はどうなった?知られざるエピソードも盛りだくさん!
「お公家さん」像はどこから来たのか?
[日販商品データベースより]位階は個人のランキング
官職は公家の役職
大名の官位(官職&位階)
官位をもらえた職業
公家の家柄
堂上公家と地下官人
公家が受け継ぐもの
堂上公家の数
『雲上明鑑』と『雲上明覧』〔ほか〕
「お公家さんの収入源は?」「元号ってどうやって変わるの?」「将軍と天皇はどっちが偉いの?」「“厄介者”のルーツは公家にあり」「光源氏の子孫はどうなったの?」等々、国文学研究資料館教授が一問一答形式で答える、お公家さんにまつわる50の「そもそも」。
天皇と幕府の間の潤滑油として陰ながら動いていたお公家さんたちの生活に密着する。
お公家さんとは、中世から明治2年まで朝廷内での業務を担った人びとであり、その業務を世襲された人びとのことである。
彼らの仕事や出世の仕組み、一年間の行事、そして子孫たちの行方やお公家さんのゴシップなどを豊富な実例をもとに詳細に紹介。
お公家さんは5〜6日に一度宮中で警備をする、禁裏小番という通常業務と、家ごとに代々継承される家職という業務を担ってきた。
家職は元号の制定や宗教のまとめ役、月食・日食日の予想、詩文や歴史、書道を教えるなど様々な種類があった。
2000円札の紫式部日記の挿画などから「雅な貴族」のイメージがあるお公家さんだが、実際には博打のための場所を貸したり、相撲をとって幕府から怒られたり、「出世のために賄賂を贈りたかったが、貧乏であるために出世が叶わず悔しい!」と日記に書き残したりとなんとも人間味があるエピソードもたくさん残っている。
本書に登場するたくさんの「お公家さん」。彼らを少し身近に感じてもらえたら嬉しい。