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[BOOKデータベースより]
パラドクスを生きる人々。伊藤若冲やチューリングが生み出した文化には、不思議な共通点がある。文化史の地層から「自閉文化」の鉱脈を掘り起こし、「健常」な近代を問い直す斬新な試み。
第1部 自閉症がつくる文化(若冲からチューリングへ;常数としてのマニエリスムと自閉症;自閉症とは何か ほか)
[日販商品データベースより]第2部 世界はそもそもパズルである(迷宮と蒐集―ルドルフ二世とアルチンボルド;「不思議の国」は「驚異の部屋」―ルイス・キャロルとアリス;名探偵・妖精・心霊―コナン・ドイルとホームズ ほか)
第3部 ずれた世界でよりよく生きる(『アリス』のパラドクス―自己言及を字義通り生きる;笑いのワンダーランド―二つの世界;自閉症から認知症へ―プロセスと崩れ)
伊藤若冲やアルチンボルド、アンディ・ウォーホルやエリック・サティ、ルイス・キャロルやコナン・ドイルらが生み出した文化には、時と場所を越えて不思議な共通点がある。
ぴったりとはまらない人々がつくる、ぴったりとはまる文化とはどのようなものか。
文化史の地層から「自閉文化」の鉱脈を掘り起こし、リアリズムと合理性に依存する「健常」で「定型」な近代を問い直す。
本書より――
自閉症的であることは、何かの単純な欠如(例えば、社会性の欠如)ではなく、「健常」とは別様の一形態と見た方が適切なのではと考えてみたいのです。…そのような見方によって、障害者としての「生きづらさ」が解消するわけではありませんが、生きづらさを一つの文化として昇華させることもありうるように思えます。生きづらさ自体は容易には他者から共感されません。しかし、生きづらさとともに生み出された文化ならば、ある種の共感を呼び覚ましやすいという潜在力を持つのではないでしょうか。