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文学通信 八木書店 柿本真代
点
従来の「創造性」や「芸術性」を中心に論じられてきた児童文学史に対して、西洋からのノウハウの習得や、流通構造に着目することで、当時の児童雑誌とその読者のありようを立体的に描く。“胎動期”の児童雑誌について本格的に分析した初の書。
序章第1章 キリスト教伝道と子どもの読み物第2章 児童雑誌の源流―『よろこばしきおとづれ』と日曜学校運動第3章 児童雑誌の誕生―『ちゑのあけぼの』とキリスト教第4章 児童雑誌の展開―『少年園』と西洋文化第5章 児童雑誌の読書実態―『少年園』の書き入れをめぐって第6章 読書する子どものイメージ―二宮金次郎の読書図を手掛かりに終章
こうして書物は国境を越え、日本の児童雑誌が生まれた。近代日本において児童雑誌がどのように生み出されたか、どのような読書文化を形作ってきたのか、歴史的な視座から問いなおす書。従来の「創造性」や「芸術性」を中心に論じられてきた児童文学史に対して、西洋からのノウハウの習得や、流通構造に着目することで、当時の児童雑誌とその読者のありようを立体的に描く。キリスト教と教育関係、ふたつのルートから、子どもの読み物が日本に入り、そして翻訳・編集を経て児童雑誌が誕生し、日本に住む子どもたちに届けられ、そして読まれるまでの流れについて解明する。国境を越えて書物がもたらされ、新たな読者集団を形成していく、創造性に富んだ、日本の児童雑誌が生まれるまでのダイナミズムを、あますところなく明らかにする。『少年園』以前の、いわゆる〈胎動期〉の児童雑誌から本格的に分析する初の書。児童文学に関心がある人のみならず、書物学・図書館学等、書物に関心がある人、必読です。
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[BOOKデータベースより]
従来の「創造性」や「芸術性」を中心に論じられてきた児童文学史に対して、西洋からのノウハウの習得や、流通構造に着目することで、当時の児童雑誌とその読者のありようを立体的に描く。“胎動期”の児童雑誌について本格的に分析した初の書。
序章
[日販商品データベースより]第1章 キリスト教伝道と子どもの読み物
第2章 児童雑誌の源流―『よろこばしきおとづれ』と日曜学校運動
第3章 児童雑誌の誕生―『ちゑのあけぼの』とキリスト教
第4章 児童雑誌の展開―『少年園』と西洋文化
第5章 児童雑誌の読書実態―『少年園』の書き入れをめぐって
第6章 読書する子どものイメージ―二宮金次郎の読書図を手掛かりに
終章
こうして書物は国境を越え、日本の児童雑誌が生まれた。
近代日本において児童雑誌がどのように生み出されたか、どのような読書文化を形作ってきたのか、歴史的な視座から問いなおす書。
従来の「創造性」や「芸術性」を中心に論じられてきた児童文学史に対して、西洋からのノウハウの習得や、流通構造に着目することで、当時の児童雑誌とその読者のありようを立体的に描く。
キリスト教と教育関係、ふたつのルートから、子どもの読み物が日本に入り、そして翻訳・編集を経て児童雑誌が誕生し、日本に住む子どもたちに届けられ、そして読まれるまでの流れについて解明する。国境を越えて書物がもたらされ、新たな読者集団を形成していく、創造性に富んだ、日本の児童雑誌が生まれるまでのダイナミズムを、あますところなく明らかにする。
『少年園』以前の、いわゆる〈胎動期〉の児童雑誌から本格的に分析する初の書。
児童文学に関心がある人のみならず、書物学・図書館学等、書物に関心がある人、必読です。