ねむの花

東銀座出版社
江口皐月　

• 価格: 1,000円（本体909円＋税）
• 発行年月: 2023年01月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784894692329

内容情報

[BOOKデータベースより]

一〇代の頃
しおれたひまわり―高等女学校の群像
思いは神田神保町
遠い昔
山村の古湯国民学校へ
白い花
綴り方への目覚め
手紙の交換　詩　教師の嘆き―皐月
綴り方大会への参加
秋田への旅―皐月から季好へ
石川啄木をたどる
上京する日
１枚のハガキ―おわりに

[日販商品データベースより]

1924（大正13）年に生まれ、激動の戦中・戦後を教師として生きた、江口皐月の半生を綴ったエッセイ集です。
詩人、国語教育研究者の夫・江口季好との出会い、生活をまとめた内容は大変貴重なものです。
とくに夫婦になる前の手紙のやりとりは感動です。
また、戦中・戦後の教育に対して、教師となった著者の考え方や行動はどのようなものだったのでしょうか。
本書では教育、とりわけ作文教育を中心に豊かな人間形成を推進しました。
現代ではなかなか見られないこのような教育をもっと多くの人に知ってもらいたいと思います。