寄附の不当勧誘防止法その意味と問題点

旧統一協会被害者救済新法を解説する

桜の花出版 星雲社
櫻井圀郎　

• 価格: 1,430円（本体1,300円＋税）
• 発行年月: 2023年02月
• 判型: 四六判
• ISBN: 9784434316975

内容情報

[BOOKデータベースより]

宗教団体ほか、あらゆる団体へも規制が及ぶ！宗教と法律の専門家が警鐘を鳴らす！

第１章　この法律の目的（この法律の目的；「法人等による」）
第２章　対象となる寄附（寄附）
第３章　法人等の配慮義務と禁止行為（配慮義務；禁止行為）
第４章　寄附の取消しと法律の運用（寄附の取消し；扶養する親族のための特則　ほか）
第５章　宗教活動への影響と対策（宗教活動への影響；宗教団体の対応策）

[日販商品データベースより]

旧統一協会被害者を救済するというふれこみで、充分な審議もされず超スピードで成立、1月5日から施行されている「法人等による寄附の不当な勧誘の防止等に関する法律」いわゆる、被害者救済新法。不当な寄付を取消し、返還される可能性を被害者に開いた反面、この法律が、問題の団体だけではなく、宗教団体にも限られず、あらゆる法人の寄附に関して「不当な勧誘」として規制しかねない危険性をはらんでいる。さらには、宗教活動そのものを禁止し、伝統的な神社仏閣、日本に根付いているキリスト教などを根こそぎつぶしてしまう恐れを著者は指摘する。この法律の検討段階から、その問題点や影響に逸早く気付き警鐘を鳴らしてきた著者が、新法の意味と問題点、さらには宗教団体をはじめ法人等のとるべき対応について提言する。すべての法人関係者に必読の書！