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- 木材がつなぐ弥生社会
-
木工技術論の再構築
プリミエ・コレクション 122
- 価格
- 6,820円(本体6,200円+税)
- 発行年月
- 2023年02月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784814004584
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[BOOKデータベースより]
「木」に刻まれた痕から先史の風景が立ちあがる。森と集落、また集落同士の関係を解き明かす鍵となる木器。後景に退いていた木工技術論が塗りかえる弥生社会の姿。見えてきたのは、専業化を避け権力が押し出されることのない、ゆるやかな社会のイメージ―。石器・金属器に依拠して語られることが多かった弥生社会の経済システムを、残された「手の痕」が浮き彫りにする。
木材が紡ぐ新たな歴史像
[日販商品データベースより]第1部 木材加工と技術(木材加工の基礎研究;木工具の運用と展開(1)木工具柄;木工具の運用と展開(2)柱状片刃石斧 ほか)
第2部 木材加工と形態(木器の生産と展開(1)広鍬;木器の生産と展開(2)泥除;木器の生産と展開(3)刳物容器 ほか)
第3部 木材資源と弥生社会(木工体制論への視角;弥生時代の木器生産構造;弥生時代の木材供給機構)
木材と弥生社会
弥生社会は木材資源の大量消費社会であり、石器・金属器以上に弥生人の生活をかたちづくった。そこに残された技術の痕が、森と集落、また集落同士の関係を解き明かす鍵となる。石器・金属器に依拠して語られがちな弥生社会の姿を、後景に退いていた木工技術論が塗りかえる。