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[BOOKデータベースより]
奈良・平安時代の王権を構成した太上天皇・皇后・皇太后に注目し、権力構造の変質過程を活写。さらに王権を補完した貴族層にも注目した、新たな王権・政治史研究!
序章 日本古代王権構造の研究動向と課題
[日販商品データベースより]第1部 八世紀の王権構造とその周辺(八世紀太上天皇制の諸相;八世紀の皇后・皇太后;大伴古麻呂と「選ばれた四位官人」;藤原永手と内臣;藤原仲麻呂と光明子)
第2部 平安期王権構造への転回―八世紀後半から九世紀に向けて(称徳王権論;奈良時代の王権と内臣;桓武天皇の王権構想と平安初期の議政官;平安前期太上天皇制とその行方;皇后・皇太后の変質と母后の登場―九世紀を中心に)
終章 八・九世紀王権構造の変質過程と政治史の展開
奈良・平安時代の王権を構成した太上天皇・皇后・皇太后に注目し、権力構造の変質過程を活写。さらに王権を補完した貴族層にも注目した、新たな王権・政治史研究!
1 王権論から古代国家の実像を読み解く 天皇や天皇制に限定せず、王を王たらしめている権力を分析する概念で、構造や制度からその実像に迫る王権論。奈良・平安時代の王権論という視座から、古代国家がどのような権力構造で運営されたのか、という最重要事項に迫る。
2 太上天皇・皇后・皇太后を検討 王権を構成するなかでも太上天皇・皇后・皇太后に特に注目し、王権構造がどのような原理で動いているかを解明する。さらに中国制度との比較という多角的な視点から、皇后・皇太后の淵源・本質に迫る。
3 貴族層にも注目 王権構造を支え補完する貴族層にも目を向け、対峙するのではなく、王権を補完する役割だったとする。公卿が成立した時期として、称徳天皇の時期が画期だったとも指摘。
4 政治史研究の手法を提示 恣意的な政争研究になりがちな政治史研究に対して、制度や多様な要素を取り入れることで多角的な視点から政治史を描く方法を提示。古代史のみならず歴史学での方法論をも提示する。
5 王権を読み解く重要テーマの書下ろしコラム4編 王権を古代だけでなく歴史全体の流れから理解するために、飛鳥時代の王権、東アジアの王権比較、日本中世〜近世史における王権概念、近現代史における皇室、以上4本の書下ろしコラムを収録。